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ホームページには動きをつけるべき?メリットやデメリット、具体的な手法を紹介!
企業のWeb担当者、あるいは経営者の方の中には、
「ホームページに動きをつけた方がいいのかな?」
と悩んでいる方もいるでしょう。
ホームページに動きをつけるためには、それなりの工数も必要になりますし、コストもかかってきますので悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では、ホームページに動きをつけるメリットやデメリット、具体的な手法について詳しく解説していきます。
ホームページに動きをつけるメリット、デメリット
まずは、ホームページに動きをつけるメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット
ホームページに動きをつけることによって、ユーザーにインパクトを与えられる可能性が高くなります。
インパクトの強いホームページを作ることができれば、ユーザーの印象にも残りやすくなりますので、結果として売上や認知度の向上にも繋げやすくなるのです。
デメリット
ホームページに動きをつけるデメリットは、コストがかかることと、読み込み速度が低下する可能性があることです。
特に、速度についてはユーザーの満足度を向上させるうえでかなり重要となり、しっかりと対策をしておかないと離脱率の上昇に繋がってしまいますので注意しましょう。
ホームページに動きをつける時の注意点
では次に、ホームページに動きをつける時の注意点について詳しく解説していきます。
過剰な動きは逆効果になることもある
ホームページに動きをつけることによって、ユーザーからの注目を集めやすくなりますが、過剰な動きは逆効果になる可能性が高いです。
例えば、
・あちこちでバナーが点滅する
・あちこちで動画が再生される
というような構造にしてしまうと、ユーザーにストレスを与えることになり、離脱率の上昇に繋がります。
また、動きが激しすぎるとチープな印象を与えてしまうこともありますので、慎重に考えていきましょう。
操作性が低下する恐れがある
ホームページに動きを加えることによって、操作性が低下してしまうこともあります。
例えば、
・長い動画を再生しないと次のページに移行できない
というような仕様にした場合、その動画に興味がないユーザーは離脱してしまいます。
動きをつけることに集中してしまい、ホームページ本来の目的を見失ってしまうと失敗する可能性が高くなりますので注意してください。
閲覧環境による問題が起こる可能性もある
ホームページに動きをつける場合は、ターゲットユーザーの閲覧環境を考慮しなければなりません。
閲覧環境を想定せずに動きをつけてしまうと、
「動画が再生されない」
「全く動かない」
というような状態になり、ユーザーを満足させられなくなる可能性が高くなります。
動きのあるホームページでよく使われる手法とは?
では最後に、動きのあるホームページでよく使われている手法をいくつか紹介していきます。
Gifアニメーション
Gifアニメーションでは、複数のGif画像を連続的に表示して、パラパラ漫画のような動きをつけられます。
中には、動画を作ったり、複雑なプログラムを使用したりするものもありますが、Gifアニメーションは静止画を組み合わせて作るため、
「手軽に動きをつけたい」
と考えている方に最適です。
3D表現
現在はCSS3が登場しているため、HTMLでも3D表現が可能となっています。
3D表現を取り入れるだけで、一気に近未来的な雰囲気が出ますので、最先端技術をアピールしたいと考えている場合に最適です。
動画再生
動きのあるホームページで良く取り入れられているのが、動画再生です。
メインビジュアルに動画を埋め込むことによって、ユーザーにより多くの情報を届けられるようになりますし、滞在率の上昇にも繋げやすくなります。
現在では、HTML5が登場しているため、ホームページにも動画を取り入れやすくなっています。
ただし、一部のスマホでは正常に作動しないことがありますので、ユーザーの閲覧環境を想定しながら進めていきましょう。
スライドショー
これは、背景が一定タイミングで変わるというオーソドックスな手法です。
スライドショーは、企業のホームページだけでなく、個人のサイトなどでも使用されているため、多くの方にとって馴染みのある動きと言えます。
まとめ
ホームページに動きをつけることによって、自社や自社製品の情報を伝えやすくなるため、認知度向上や売上の増加などにも繋げやすくなります。
ただし、ホームページに動きをつけることにはいくつかのデメリット、注意点がありますので、それぞれを理解したうえで行うことが大切です。
また、自社に専門的な知識やスキルを持った人材がいない場合、制作会社に依頼することになると思いますが、制作会社には様々な種類があり、それぞれで特徴や費用感が大きく異なりますので、自社に合った制作会社を慎重に探していきましょう。