- DTP&印刷
どこまで拘る?プロの現場の色再現
こんにちは
本日はプロの現場での色再現ですね
どこまで拘るの?というお話です。
結論から言うと、印刷の現場では網点というレベルまで拘るのですが、そこを今回記事として書いてもなかなかマニアックな世界になってしまうので……
今回は拘る中で、どのような部分を見ればよいのか?のポイントをお伝えしたいと思います。
まずはこの写真を見てどう思われるでしょうか??
これも最初に答えを言いますとこの画像は「赤浮き」という状態で、赤の要素が高い画像になります。
え?パッと見わからない??
そういう方は正しい画像と比較してみましょう。
ちなみに黄色浮きはわかりやすいです。
「よくわからない!」という人のために並べて表示するとこんな感じです。
赤浮きはワザとわかりづらくしていますが肌の色を見れば赤くなってるのがよくわかると思います。(あと目の白目の色ですかね?)
このポイントとなる部分をパッと見て、「あれ?ちょっと色浮いてない?」というレベルまでいけるとプロっぽいですね。
というかプロです。
ちなみに個人の方の主観で黄色浮きは肌色ぽくて好きとか、そのような好みの領域もたしかに存在します。
特に言われるのが、飲食店のメニューなどは赤浮きさせたほうが 「美味しく見える」みたいなのもあります。(食品系は青浮きはNGですよね)
ただ浮きが結果オーライでOKとかNGではなく、製作者の意図として浮かせてるかどうか?がポイントでしょうね。
なのでまずは自分の目を信じてこの画像&印刷物は正しく印刷されてるのか?どうか?をしっかりと見極められるようにすることが必要ですね。